タクシードライバーズフェスタ 開催への想い

実行委員長からご挨拶

 2009年9月6日、待ちに待ったあるイベントの幕が上がりました。

 「タクシードライバーズフェスタ2009」

 全国のタクシードライバーが東京よみうりホールに集結し、日本一のタクシードライバーを決める業界最大のお祭り。その記念すべき第1回です。

タクシードライバーという仕事の素晴らしさをもっと発信したい

 その一点の想いから、この企画はスタートしました。


 この日のちょうど1年前、あるタクシー会社の採用面接で、片腕の青年“高橋さん(仮名)”に出会います。事務職採用として面接に訪れていた高橋さんに、社長が言いました。

「高橋さん、せっかくタクシー会社に勤めるんだから、タクシードライバーを目指してみませんか?」

 高橋さんの目が輝きました。それから高橋さんは怒涛のように話し始めました。

「人の役に立つ仕事ができる」

 それまで、何度も「障害者向け就職フェア」に通った高橋さんは、『障害者でもできる簡単な仕事を勧める人』、『障害者を雇うと補助金がもらえるから来ている人』に、度々失望させられて来たそうです。そんな高橋さんが、初めて『健常者と等しく』扱われ、人の役に立てる仕事に出会えた喜びは、想像に難くありませんでした。

 そのときです。自分の中にあったなにかがパーンと弾けました。

「タクシードライバーって、社会的地位が低いよね・・・」

 そう思っていたのは、結局自分自身であり、タクシー事業経営者であり、タクシードライバー自身だったんだ。この目の前にいる高橋さんは、タクシードライバーと言う仕事にこんなに魅力を感じている。『直接人の役に立てる』この仕事に就けることにこんなに喜びを感じているじゃないか!



 タクシードライバーズフェスタ2009の閉幕時、会場の皆様に伝えたメッセージがあります。あの時の想いをぜひ皆様にもお伝えしたく、ここに全文をご紹介したいと思います。


皆さん、タクシードライバーズフェスタ2009、いかがでしたか?

タクシードライバーという素晴らしい職業、そして全国各地でがんばっている仲間達。ゆるぎない誇りと明日への情熱が湧いてきたでしょうか? これからの世の中、タクシードライバーに求められる仕事の範囲は間違いなく広がっていくでしょう。こんなに求められ、こんなに必要とされるタクシードライバーという仕事。それを支える皆様に心よりエールを送り、そして拍手を贈ります。

そして今回のイベントを支えて頂いたすべての方へ。この場を借りて厚く御礼申しあげます。ありがとうございました。タクシードライバーズフェスタは2010へ。また数々の素晴らしいエピソードを紡ぎ、たくさんのお客様に感動を与え、また来年、このステージに戻ってきてください!

今日はありがとうございました。大・大・大感謝!


 タクシードライバーズフェスタ2010は、すでにスタートを切っています。そして、2009をはるかにしのぐ盛り上がりを見せるでしょう。 2010年9月5日、東京よみうりホールにて、たくさんの“タクシー好き”な皆様にお会いできることを楽しみにしております。

タクシードライバーズフェスタ実行委員会
実行委員長 酒井大介

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